とおるです。
歴史上であの人は悟ったとか、あの人は悟ってないとか言いますよね。
自称悟った人が多いので、実際のところはなかなか分かりません。
そんな疑問を解決してくれたのがデヴィッド・ホーキンズ博士です。
博士の著書『パワーか、フォースか』で、悟った悟ってない論争に見事に終止符を打ってくれました。
この記事では意識レベルが悟りの領域まで到達した人の数値とともに、私の感想もふまえて紹介していきます。
意識レベルどれくらいからが悟りなのか

人間の意識レベルマップでは、700以上が悟りの領域です。(※600以上と言っている時もあります)
ホーキンズ博士は、意識レベルを1〜1000の数値で測ることを可能にしました。
ちなみに、ホーキンズ博士はアメリカの精神科医で、幼少期に覚醒という神秘体験をした方です。
レベル600の平和のレベルですら、1000万人に1人しか到達しないと言われています。
この平和のレベルだと至福を感じますが、悟りのレベルでは感情の表現が不可能になります。
至福をも超越して、完全にワンネスの状態になり、大いなる自己を無限に感じるようですね。
大いなる自己とは、真我・ハイヤーセルフ・存在の源・臨在・です。
では、700以上の悟った人を見ていきましょう。(ここではデヴィッド・ホーキンズ博士が挙げた人のみ)
意識レベル700以上の悟りレベルの人を紹介

ここで紹介する意識レベルが悟りの領域まで到達した人は、すベて霊的教師(スピリチュアルマスター)です。
全員紹介すると多いので、一部、おすすめの人を抜粋して紹介します。
意識レベル700〜999 悟りレベルの9人
マイスター・エックハルト 705
マイスター・エックハルトは、中世ドイツのキリストの教神学者であり、神秘主義者です。
“神の本質を神性としての無”であると主張し、教皇から異端宣告を受けた人です。
エックハルトは一切の神イメージを持つことから脱し、神と合一した自己をも捨てた究極の無を目指している。
出典:『Wikipedia』
キリスト教というよりは、仏教やインド哲学に近い思想のような気がしますね。
現代の精神的指導者エックハルト・トールもこのマイスター・エックハルトから名前を取ったのかもしれません。
いずれにしろ、トールがとてもリスペクトしている人であることは間違いないです。
シャンカラ 710
シャンカラは、8世紀にインドで思想家として活躍しました。
不二一元論を提唱した人で、非二元の源流ともいえる人物です。
原因を必要とせず存立するところのブラフマンと、個人の本体であるアートマンは本来同一であると主張した
出典:『Wikipedia』
上記のように、二元論だった”梵我一如”の思想を非二元とし、より強化しました。
ちなみに、シャンカラの思想は仏教との類似性が指摘されています。
そうなると非二元の本当の源流は仏陀なのかもしれませんね。
ラマナ・マハルシとニサルガダッタ・マハラジ 720
ラマナ・マハルシとニサルガダッタ・マハラジは共に意識レベル720です。
ラマナ・マハルシの直弟子がニサルガダッタ・マハラジです。
2人の教えの元を辿ると、先ほどのシャンカラに行き着きます。
ラマナ・マハルシの教えは、哲学的な思索を中心としたギャーナ・ヨーガとも言われていれるようです。
ちなみに、ギャーナ・ヨーガは意識レベル975であり、その証拠にラマナマハルシの弟子や孫弟子で悟った人は多いというわけです。
プロティニウス 730
プロティニウスは古代ギリシャ哲学の思想家であり、新プラトン主義の創始者とされている人です。
以下、Wikipediaから引用します。
プロティノスの思想はプラトンのイデア論を受け継ぎながら、その二元論を克服しようとしたものである。プラトンの『パルメニデス』に説かれた「一なるもの」(ト・ヘン to hen)を重視し、語りえないものとして、これを神と同一視した
出典:『Wikipedia』
プロティノスも二元論でなく非二元論を説いていたようです。
マイスター・エックハルトとも似ていると思ったら、マイスター・エックハルトも新プラトン主義的な思想だと言われていたようです。
人間は「一者」への愛(エロース)によって「一者」に回帰することができる。一者と合一し、忘我の状態に達することをエクスタシスという
出典:『Wikipedia』
“一者と合一”は”梵我一如”や”仏凡一体”と本質的に同じ意味といってもいいでしょう。
エクスタシスは置いてといて、忘我は無我とも似ていますし。
非二元についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
道元 740
日本の鎌倉時代に活躍した道元は、曹洞宗の開祖です。
日本に意識レベル740の歴史上人物がいたことに一安心しました。
徒(いたずら)に見性を追い求めず、坐禅している姿そのものが仏であり、修行のしているそのものが悟りであるという修証一等、只管打坐の禅を伝えた。
出典:『Wikipedia』
「難しいことは考えなさんな!ただそこに座れ!」
と、とことん座禅を勧めた人ですね。
マインドフルネス瞑想の提唱者であるジョン・カバット・ジン氏も、道元の教えをリスペクトしています。
※マインドフルネス瞑想(静坐瞑想法)についてはこちら
ラメッシ・バルセカール 760
ラメッシ・バルセカールは、ラマナ・マハルシの孫弟子であり、ニサルガダッタ・マハラジの直弟子です。
まさか師匠よりも意識レベルが高いとは、さすがにビックリしました。
ラメッシの著書を読んでいると、教えがより研ぎ澄まされている感じは確かにありますね。
達磨 795
達磨大師は、5世紀後半から6世紀前半に活躍したインド人の僧侶で、中国禅宗の開祖と言われています。
あのおもちゃの”だるま”は、壁に向かって9年座禅して、手足が腐ってしまったという達磨大師の伝説からきているようですね。
禅宗では祖師と言われ尊敬されています。
以下の通り”壁観”が教えの特徴です。
壁観は達磨の宗旨の特徴をなしており、「壁となって観ること」即ち「壁のように動ぜぬ境地で真理を観ずる禅」のことである
出典:『Wikipedia』
黄檗 960
中国の唐代の禅僧で、本名が黄檗希運(おうばく きうん)です。
意識レベル960とは、またさらに高い境地です。
臨済宗の祖である臨済義玄が弟子にいるようですね。
とはいえ、禅僧が続きます。
デヴィッド・ホーキンズ博士は、禅の教えからかなりインスピレーションを受けているのは著書を読んでいても伝わってきます。
ただ、禅の教えの意識レベルは890で、大乗仏教が960だと記載されているので、
「ん?どゆこと?」
と、ならなくもなかったですが。
教えと人の意識レベルはまた別だということですね。
意識レベル1000の悟りを開いた3人を紹介

意識レベル1000に君臨する人を紹介します。(ある意味人ではないのかも)
- 仏陀
- クリシュナ
- キリスト
神(仏)の化身として、地上に舞い降りた人物であると言えます。
ここで語ってしまうとかなり長くなりそうなので、今回は割愛させていただきます。(もしくはまた追記します)
意識レベルを上げるには?
あなたの意識レベルを上げるには、意識レベルが高いモノや人に触れることが大切です。
※例えば、意識レベル300は150の2倍ではなく、 10の300乗(10300)のパワーを示してるので1ポイント上がるだけでもすごいことです。
当記事で紹介した霊的指導者の著書などを読むのもいいですね。
ただ、ホーキンズ博士の本を読む方がまとまっていていいのかなぁとも思います。
ホーキンズ博士の教えの究極は、著書『<わたし>真実と主観性』にあります。
初期の三部作の中の三作目ですね。(ちなみに二作目は翻訳本がありません)
『<わたし>真実と主観性』は、本の真実度が999レベルみたいですね。
ただ、『パワーか、フォースか』を読んだ後でないと理解しづらいです。
『パワーか、フォースか』から読まれることをおすすめします。
上記の2冊が今ならAmazon電子書籍読み放題サービスのKindleUnlimited(月額980円)で、初回登録30日は無料で読めます。
\ 初回30日無料!初月解約できます /
意識レベルの高い映画や音楽を鑑賞するのも良いことですね。


まとめ
この記事では、意識レベルが悟りの領域に到達した歴史上の人物を『パワーか、フォースか』を参考にして紹介しました。
700以上の数値を超える霊的指導者は基本的に、全ては根本的には一つである(ワンネス)ことを説いていると思います。
デヴィッド・ホーキンズ博士も自分の教えを「敬虔な非二元」と言っています。
古今東西ひろしといえども、みんな根っこのところは同じことを言っていますね。
ホーキンズ博士は日本を基本的にリスペクトしていて(一部そうでない箇所もあった)、浄土の教えも偉大と言っていました。
なので、日本は禅や浄土などが教えに根付いている国なので、恵まれている方だと思います。
そして、次世代は日本が世界のリーダーになるともホーキンズ博士は言っていました。
信じるか信じないかはあなた次第です。






コメント